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若い頃から現在まで!フランス名俳優アラン・ドロンってどんな人?

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フランスを代表する映画俳優といえば美形で有名なアラン・ドロン。

2017年に俳優業を引退されましたが、それまで出演された映画数はなんと74作品!

本記事では映画の代表作品もあわせて、アラン・ドロンの人生にスポットを当ててご紹介します。

タップできる目次

世紀の美男子アラン・ドロンってどんな人?育ちとプライベート

甘いマスクで有名ですが、ビジネスも手掛けており、実はかなりの働き者なんです。

2019年のカンヌ映画祭では、引退後にもかかわらず名誉パルム・ドール賞を受賞されるほど。

いったいどんな生まれだったのか見ていきましょう!

アラン・ドロンの生い立ち・イケメンぶり・デビューまで

1935年フランス・パリ南郊外生まれ。4歳の頃に両親が離婚。

なんと中学時代から既に女性問題が原因で寄宿学校を転々としていたようです。

フランスの中学校は11歳~15歳が対象なので、よほど早熟でイケメンだったんですね~。

そんなこんなで学業を諦め、14歳から働き始めますが、17歳でフランス海軍に入隊。

20歳で除隊後、スカウト目的でカンヌを上半身ハダカでぶらぶら歩いている時に、目論見通りスカウトがかかり、映画界へ方向転換しました。

このときスカウトされた一言が

「君はいい体をしている…」(Wikipedia

だそうで笑。

どんなスカウトや!

まあ、軍隊帰りですもんね。

デビュー作は『女が事件にからむ時』。

この作品でジャン=ポール・ベルモンドと初共演しています。

来日時にはSMAP×SMAP出演も

2007年日本来日時には、今はなき人気TV番組「スマスマ」にも出演していたんですよ。

この映像の時で、すでに73歳。

若いですよねー!

外見だけでなく、何気ない仕草もダンディ。

アラン・ドロンは日本でも大人気でしたが、ファンは女性だけでありません。

男性からもタバコの吸い方や、前髪をかきあげる仕草などが憧れの的でした。

こんなにかっこいいですからもちろん女性遍歴も多く、日本ではなんとデヴィ夫人と恋人関係にあったとか無いとか・・・

恋愛関係はあのデヴィ夫人も!?浮名を流した女優は数知れず・・

アラン・ドロンは女性遍歴がすごいです。

まず、俳優としてデビューするのをサポートしたのが先輩女優だったんですね。

それも一人ではありません。

まず女優のブリジット・オーベールがカンヌでスカウトされるために色々アドバイス。

次に女優エステラ・ブランが紹介して、デビュー作『女が事件にからむ時』に出演することができました。

女性もきっとあまりのイケメンぶりに、色々と手を焼いてあげたくなるんでしょうね~!

この後もロミー・シュナイダーと付き合い、ナタリー・バルテルミーと結婚。

息子のアントニー・ドロンが生まれます。

その後ナタリーと離婚、ミレーユ・ダルクと長い愛人関係にありました。

ロザリー・ファン・ブレーメンと出会い、娘のアヌーシュカ・ドロンと息子アラン・ファビアン・ドロンが生まれます。

歌手のニコとも付き合い、子供が生まれましたが、認知はしていません。

よって、非認知の子供も入れると4人の子供がいます。

・・・・とにかく、モテるんですね笑。

日本人では、あのデヴィ夫人も恋愛関係があったようです!

スカルノ大統領と結婚される前に出会ったそうなので、デヴィ夫人が水商売をされていた頃ですね。

デヴィ夫人も若い頃は相当美人だったので、付き合う男性陣が大物ばかりでびっくりです!

アヌーシュカ・ドロン

娘のアヌーシュカもインスタアカウントがあり、お父さんとの写真も載せていますね。

【俳優のキャリア】代表作は有名フランス映画

フランス本国での評判は、美形俳優だった若かりし頃も評価されていますが、むしろ中期~後期のアクション映画俳優という印象が強く、特にアイドルとしては扱われてはいません。

映画製作にも関わるほど仕事に熱心だったアランは、フランス映画の黄金時代を作った立役者の一人として、2019年には名誉パルム・ドール賞も受賞しています。

そんなアラン・ドロンの俳優としてのキャリアを知りたければ、以下の作品は押さえておくことをおすすめします。

『太陽がいっぱい』1959年公開(アラン・ドロン主演作品)

『太陽がいっぱい(Plein Soleil)』はアラン・ドロンの出世作!

撮影当時の年齢は24歳前後ですが、演技が上手で、デビューしたばかりの俳優には思えません。

内容はサスペンス映画で、アラン・ドロンが悪役をスマートに演じ、作品とともにアランも世界的に一躍有名になりました。

監督はルネ・クレマンで、この作品後も長くアラン・ドロンと付き合いのあった監督。

ニーノ・ロータが歌う主題歌も大ヒットしたので、映画を観たことがなくてもどこかで聞いたことがある方もいるのでは。

青い海とヨットがまぶしい作品

「太陽がいっぱいだ。最高の気分だ」

有名なラストシーンも特徴的ですね。

なんだか同性愛を描いたという捉え方も話題になり、なにかとセンセーショナルな作品でした。

Amazonプライムでは視聴できませんが、DVDかブルーレイディスクならアラン・ドロン他出演者のインタビュー特典も入っているセットがあります。

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「太陽がいっぱい」と同じ原作をもとにした作品として、マット・デイモン主演、ジュード・ロウ出演の『リプリー』(1999年)もあります。

『山猫(Il Gattopardo)』1963年公開(アラン・ドロン準主役)

『山猫』は巨匠ルキノヴィスコンティ監督のイタリア・フランス合作映画。

当時27~28歳のアランドロンが眼帯役で出演するのが特徴的。

美形の眼帯はほんとうに美しい

監督ビスコンティは自身がイタリア貴族だったこともあり、イタリア貴族をテーマにした作品になっています。

見どころはアラン・ドロンの美貌だけではなく、イタリア貴族の華麗な生活やイタリア共和国になる前のイタリアの歴史も知れる作品となっており、カンヌ国際映画祭でグランプリにあたる「パルムドール賞」を受賞した実力派の作品なんですよね。

ずっと変わりたくなければ、自ら変化しなければならない。

という名セリフも残しており、耽美的な時間にひたることができます。

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『冒険者たち(Les Aventuriers)』1967年公開(アラン・ドロン主演作品)

『冒険者たち』は、若者たちが宝探しの夢を追いかけ、悲惨な運命によって大切なものを失ってゆく切ない映画。

アラン・ドロンの年齢は撮影当時31~32歳、ちょっと貫禄が出てきました。

この頃のフランス映画は、今のハリウッド映画と違ってハッピーエンドじゃないものが多いです。

映像だけでなく音楽も素敵です。

テーマは海、そして青春と冒険。

当時は話題の作品でした。

どれくらい人気だったかというと、この作品のファンになった監督らが、オマージュ作品として『明日に向って撃て!』や、日本では『無宿』ほか数作品が追随して同じテーマで映画を撮るほどだったのです!

『ボルサリーノ』1970年公開(アラン・ドロン主演作品)

当時のフランス人気俳優ジャン・ポール・ベルモンドと共演しているイタリア・フランス合作のギャング映画映画です。

公開当時35歳のアラン・ドロンも製作に関わっています。

演技だけではなく、映画製作にも携わるなど精力的に映画の仕事をしていたんですね!

ボルサリーノ帽子が有名になったきっかけになるなど、おしゃれなファッションやインテリアに注目です。

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『サムライ』1967年(アラン・ドロン主演作品)

アラン・ドロンがマフィアの殺し屋になるアクション映画がこちら、フィルム・ノワールの巨匠メルヴィル監督による『サムライ』。

侍を思わせる一匹狼の暗殺者を当時32歳のアラン・ドロンが演じました。

カラー映画なんですが、フィルム・ノワールの世界観を存分に受け継いだ本作は、後世に大きな影響を与えました。

北野武の『ソナチネ』もその影響を受けた作品のひとつです。

手広くビジネス展開も

実はアラン・ドロンさん、香水もプロデュースしていたのをご存知ですか?

「サムライ」というメンズ香水が特に人気です。

アマゾン(Amazon)の口コミによると

「柑橘系のいい香り」

「女性からの評判がいい」

と好評。

あなたもアラン・ドロンのダンディズムを試してみてはいかが?

女性用もありますよ。

アランドロンの人生まとめ

アラン・ドロンさんの魅力が伝わりましたでしょうか?

ただ格好の良い二枚目俳優だったわけではなく、映画の仕事に真摯に取り組む仕事人間でもあったんですね。

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