そろそろ来年の手帳が出てきましたね!
来年用に、すでに2020年用の手帳を買われた方も多いのではないでしょうか?
以前、わたしがフランス語のモチベーションを上げるために、フランス語のアウトプットとして手帳を使っていたということを書きました。
今回は、具体的にどうやってフランス語を使って手帳を書いていたのかをご紹介したいと思います。
フランス語で手帳を書くという勉強法
フランス語で手帳をつけることは、楽しみながらフランス語と格闘する機会になるのでとってもオススメです!
まず、日々の事柄をフランス語にしていくので、使える語彙が増えていきます。
いきなりフランス人の先生から「昨日何してたの?」と聞かれるとします。
手帳にフランス語でアウトプットする習慣があると、フランス語で考えるクセがついてくるのでパッと返事ができるようになります。
手帳は日々持ち歩いて目を通す機会が多いものなので、フランス語に接する機会が多くなるのもポイント。
もともと手帳をつける習慣がある方には特におすすめ。
いままで手帳の習慣が無かった方は、まずシンプルな手帳を購入して、週間カレンダーや月間カレンダーに用事やメモを記入していくような簡単なものだと負担がなくていいと思います。
さて、ではいったいどうやってフランス語で手帳を書くの?ということ。
はじめは背伸びしなくてOKです!
英語で5W1Hってありましたよね。
いつ・どこで・誰と・何を・・というやつです。
まずはここからスタートしましょう。
まずは単語ひとつをフランス語に
はじめ私は、特になにも考えず、
「食べたもの」
「飲んだもの」
「買ったもの」
だけをフランス語で記入していました。
例えば、「une baguette」とか、「deux chocolats」、「une robe 3000yen」のようにです。
もちろん付け忘れた日もあって(笑)、そんなゆるい感じからスタートしました。
ひと通り食べたものをフランス語で記入できるようになってくると、もう少しフランス語で手帳を埋めたい気分になったんですよね。
そこで、そのとき道しるべとして購入していたのが、この本 『フランス語で日記をつけよう』です。
アマゾンで目次を見ていただくと分かるのですが、はじめは「à faireリスト=やることリスト」など、フランス語の単語を少しずつ書くことから始めましょうというスタンスで、徐々にフランス語を多用していくように指導しています。
「勉強!」というより、楽しみながらフランス語を日常に取り入れるという感じですね。
とくに、この「à faireリスト(やることリスト)」は初級者のかたでも書けるので、すごく実用的!
学生さんなら宿題やサークル・アルバイト。
社会人なら仕事、主婦なら家事のTO DO リストを書くので、「さて何書こうかな」と頭を悩ます必要もありません。
- à acheter (買うもの)
- à envoyer (送るもの)
- à donner (誰かにあげるもの)
などなど、書き出していくと、どんどん出てくると思います。
はじめは、この項目だけフランス語にして目を慣らす!でもいいと思います。
次に自分の興味あることをフランス語でメモする
上述した本では、ある程度フランス語で書くのに慣れてきたら、文章に挑戦する項目が出てきます。
わたしも、途中からフランス語で一言メモをつけるようにしていました。
- Je veux un sac noir de XXX!(わたしはあのXXXブランドの黒いカバンが欲しい!)
- C'était amusant, la fête de fille ce soir.(今晩の女子会は楽しかった)
とかです。
こうしてフランス語で手帳を書いたおかげで、自分のことを説明するフランス語の語彙や表現が増えました。
それに、自制は半過去なのか過去形なのか?、冠詞(un ・le ・duなど)はどれにすればいいのか?など、
書くたびに日々疑問に思うことが出てくるので、それを今度は「分からないことリスト」にまとめて、後日調べたり、先生に聞いたりしていました。
さらに「誰と=avec~」とか、「どこで=à」を足していったり、「~のために=pour~」や、「~にも関わらず=malgré~」を足していくと、結構長い文章になってきます。
でも手帳って記入スペースがあまり無い!
ので、1~2センテンスでいいのです。
欲張ると続かないので、一日1つの単語または文章をフランス語で書くだけ。
これで十分です。
手帳ですし、後から見直して、自分が分かれば良いですしね。
目標や夢、気に入った名言をフランス語で記しておく
これは私のアレンジですが、今年の目標や、将来の夢。または、心に響いた格言、本で読んだ一節などを抜き出して、手帳のフリースペースに記入していました。
-
クリスチャン・ディオールの名言をフランス語で読んでみよう!
続きを見る
フランス語のことわざなら、本も出ています。
新年に夢や目標を決めるのも、気分が上がりますよね♪
格言のうち、単語が難しいものばかりなら、下の方に単語を書いておいたり、日本語訳と併せて書いておけばいいのです。
最近出版された『私だけのフランス語手帳』という本でも同じように、フランス語を使って手帳を作ろうという内容です。
こちらの本、わたしはまだ手に取ったことがないんですが、説明しているサイトを見ると、自分で可愛く作り込んで、オリジナルの手帳を作るという趣旨のようです。
パリへの旅行計画をフランス語で書く、というのはいいですね!
手帳は一年間を通して見返すものだから、フランス語で書くとフランス語に触れる機会も増えますよ!
2020年もフランス語を使って、人生を豊かにしていきましょう♪