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何語なの?ボナペティのフランス語での意味・使い方を紹介!

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ボナペティは何語かフランス語の意味と由来・使い方

ボナペティっていったい何語なの?

ボナペティはフランス語です!

ボナペティはフランス語なんですが、イタリア語の「ボナペティート」にも似ており、フランスでは日常的に使う食事の挨拶です。

この記事ではフランス語のボナペティの意味と使い方について解説していきますね!

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「ボナペティ」のフランス語の意味と使い方

「ボナペティ」の意味は「召し上がれ」、または「良い食事を!」です。

「いただきます」と同じように使っているとちょっと間違っているかも・・・?

もし「ボナペティ」とフランス人に言われたら「Merci(メルシー)」または「à toi aussi(ア トワ オッスィ)」と答えましょうね。

ボナペティの由来はなんと中世フランスにさかのぼるんです・・!

トリビアもご紹介していきますね!

「Bon appétit(ボナペティ)」の意味とスペル

Bon appétit(ボナペティ)
発音:ボナペティ
意味:召し上がれ・良いお食事を・お食事をお楽しみください etc.

フランス語における「Bon appétit(ボナペティ)」という表現の意味は、「召し上がれ」「良いお食事を」「お食事をお楽しみください」になります。

ポイントは自分に向かって言うのではなく、相手のために言う表現なんです。

まずボナペティを直訳してみましょう。

【直訳】「Bon appétit(ボナペティ)」フランス語の単語の意味

Bon(ボン)
発音:ボン
意味:良い

「Bon(ボン)」は「良い」という意味のフランス語です、フランス語学習者はご存知ですよね!

Appétit(アペティ)
発音:アペティ
意味:食欲

「Appétit(アペティ)」は「食欲」という意味の単語です。

「Bon appétit(ボナペティ)」とは直訳すると「良い食欲を」、つまり「よく食べて(消化して)くださいね」という意味になります。

そんなこと言われなくても食べられるよ?

むしろダイエットで食事制限しないと(^_^;)

現代は美味しい食べ物がたくさんあるので、食欲が湧かなくてもつい食べ過ぎてしまいがち。

なぜ、食事前に「良い食欲を!」なんて声かけをするのでしょうか?

理由は中世フランスにさかのぼるのです。

「Bon appétit(ボナペティ)」が中世フランスで使用されていた理由

フランス語中上級者はヒアリングに挑戦してみて!

中世フランスではグルメな現代フランスとは違って、まともな食事は出来ませんでした。

冷蔵庫は無いですし、肉魚は頻繁には食べられず、保存できるカチカチのパンをスープにひたして柔らかくして食べ、主なタンパク質をチーズなどの乳製品から摂取していた時代です。

砂糖や塩胡椒などの調味料も高価でしたから、美味しさは二の次だったのでしょうね。

・・・昔は食事がまずかったの?

そうなんです、中世時代の庶民は、毎日美味しく新鮮な料理を食べられるわけではなかったのです。

なので、「頑張って食べてね」という意味を込めての「Bon appétit(ボナペティ)」=「良い食欲を!」だったんです。

今でもその名残が残っていて、「ボナペティ」と声をかけられたら「Merci(メルシー)」または「à toi aussi(ア トワ オッスィ)」と応えるのが教科書的な模範解答となっています。

参考記事:Bon appétit » : ne faites plus la faute !

Le.figaro

使い方|「Bon appétit(ボナペティ)」を使う場面

「ボナペティ」と言うシーン
  • 食事前に「いただきます」のように使う
  • 他の人が食事をするときに言う
  • ランチタイムやおやつ・夕食時のあいさつとして

基本的には、食卓を囲んだときやご飯を食べる前に「いただきます」と同じように使われることが多いです。

レストランでお皿が目の前に運ばれてきて、サービスの人が「ボナペティ!」と言ってくれることもありますね。

また、ランチタイムで自分は食事が終わったあとでも同僚がランチに行くなら、あいさつとして「Bon appétit(ボナペティ)」と声をかけると親切ですよ。

この場合の意味は「良いランチを」「ランチを楽しんでね」という意味になります。

略して「Bon’App(ボナップ)」とも言う

若者のあいだでは「Bon appétit(ボナペティ)」を略して「Bon App(ボナップ)」または「Bon’App」と言うこともあります。

「Bon App」という名前のお店もあるくらいなので、決して失礼な言葉ではありません。

カジュアル・フランクな印象の言い回しですね。

歌手ケイティペリーの曲にもある「Bon Appétit(ボナペティ)」

このひと別にフランス人じゃないよね?

そうケイティ・ペリーは英語話者ですよ。

でも、わざわざ「Bon Appétit(ボナペティ)」という曲を作るあたり、英語圏でも「ボナペティ」は有名なフレーズなんでしょうね。

サビ部分は曲名の「ボナペティ」だけでなく、略称として使われる「ボナップ」もあわせて歌われていました。

ボナペティにまつわる色々まとめ

ここまでお読み下さった向学心のあるあなたは、ボナペティが何語かもうお分かりですよね!

フランスの食事タイムではかならずと言っていいほど交わされる挨拶表現の「ボナペティ」。

日本語の「いただきます」と同じタイミングで使えるフランス語ですが、ボナペティは相手に対して使うことがポイントでした。

昼食時やおやつタイム、夕食時での挨拶としても使用できます。

一日3回は食事を取るので覚えておくと便利な表現です、ぜひ使ってみてくださいね。

>>>食べたあとは「美味しかった!」の表現を言おう!

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