
Ce sontってどんな意味?よく使うの?



口語の会話ではCe sontは使わないんだ。でも文書では使うよ!
この記事ではCe sontのフランス語の意味と使い方についてまとめています。
私がフランス語を勉強していたとき、「Ce sont」の使い方はいまいち理解できませんでした。
今年でフランス在住8年目になる私が、日常的に使われているリアルなフランス語の視点で「Ce sont」の意味と使い方(発音)を解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Ce sont とは?フランス語の意味を徹底解説!
フランス語で「これらは~です」という意味
複数形のものを表すために使う
英語だと「They are」となる
まず、「Ce sont」の意味は「C’est」と同じく、「これは~です」という意味になります。
「C’est」は「これは~です」という意味の主語と動詞の定型句です。
フランス語「Ce sont」の発音は?
「Ce sont 」の発音は「スソン」です。
- Ce sont =スソン
- Ce ne sont pas=スヌソンパ
くれぐれも、「セソンテ」などと発音しないようにしてくださいね。
とくに初心者のうちに、フランス語の発音の仕方を学んでおくと、その後の上達速度が段違いです。
フランス語会話では「Ce sont」を使わない!
フランス語の文章にする場合は、「Ce sont +複数形のもの・人」は正しいのですよ。
しかし、フランス語会話になると、必ずしも「Ce sont」を使うわけではありません。
むしろ、Ce sontを使うほうが稀です。
もしあなたが「Ce sont ◯◯」と言った場合、ほとんどのフランス人が抱く印象は以下の通り。
- ああ、フランス語を勉強中なのね
- すごく几帳面な人なのね(=変わってるね)
- なんだか偉そうね
écrit(筆記)で書くフランス語と同じように会話をすると、ちょっと変な人という印象を与えてしまうんですよね。



会話では
Ce sont mes enfantsとは言わず、
C’est mes enfantsと言うのね?
そうなんです、基本的にフランス語会話では、すべて「C’est 〇〇」でOKなのです。



ぜんぶc’estでいいなら、思考停止で話せるから楽ちんだね!
このように、会話と文章で使い方が異なる表現は、日常的によく使う表現に多いです。
おそらく現地フランス人も、会話をしているなかで、複数形の活用をするのが面倒になったのでしょうね。。
フランス語「Ce sont」の否定文はこう作る!
Ce sontの否定文は以下のようになります。
Ce ne sont pas 〇〇
ne +動詞+ pasで挟むのですね。
前述の通り、Ce sontは文章でしか使われない表現なので、neを省略せずに、きちんと「ne ~ pas」で否定文を作るようにしてください。
まとめ
フランス語の「Ce sont」についてお届けしました。
当サイトフラゴレーヌでは、フランス語学習の方法や、つまづきやすい点などについてご紹介していきますので、良かったらほかの記事もぜひ読んでみてくださいね。

