フランス語の学習には聞き流しって効果あるの?
聞き流しは効果あるよ!
聞き流しに便利なツールがいっぱいあるから紹介するね
この記事ではフランス語の聞き流しをしたい時にオススメのYouTube動画やラジオアプリをご紹介します!
フランス語音声の聞き流し、フランス語の学習にはやっておいた方がいいです。
なぜかというと、フランス語への耐性として耳が慣れるのと、リアルなフランス語会話のスピード感も分かるから。
ストイックに勉強したいなら一日中フランス語環境に浸るために聞き流しまくるのも留学しているのと似たような環境が作れますし、そんなのハードすぎて嫌だわ!っていう方には、聞き流す時間だけ決めてしまうといいですよ。
では早速、フランス語の聞き流しにおすすめの音源としてYouTubeからご紹介しますね。
フランス語の聞き流しにぴったりなYouTube(初級~中級)
フランス語の聞き流し専用のYouTube動画をご紹介します。
フランス語学習用のYouTube動画はレベル別にフランス語YouTubeチャンネルをまとめた記事を御覧くださいね。
初級フランス語会話トレーニング230(ケンドラ・ランゲージ・スクール)
ひたすらフランス語の初級フレーズ230個を特訓する46分間の動画です。
初級フランス語の復習にもなりますよ。
初心者向け|フランス語文法と50フレーズ暗記(ふら塾)
フランス語入門者から初心者に向けて、自己紹介や簡単なあいさつ表現のフレーズを暗記するのに便利な動画です。
フランス語の音声のほか画面でフランス語文法の解説も載っているので、文法のことを細かく知りたい方にもおすすめ。
初心者向け|フランス語会話厳選200フレーズ(ケンドラ・ランゲージ・スクール)
入門から初級が終わったフランス語学習者が次のステップとして少し長めのフレーズを覚えたい時におすすめ喉の聞き流し動画はこちら。
トイレやレジの場所を聞いたり、軽い自己紹介フレーズがあるなど、フランス旅行で使うようなフレーズがひと通り入っている印象です。
はじめてのフランス語リスニング(生涯外国語学習チャンネル)
再生時間が1時間半あるフランス語の会話フレーズです。
「はじめてのフランス語」という枕詞があるわりに、3こめのフレーズが「私を騙しているでしょう」なのにはちょっとマニアックすぎる印象がありますが(笑)、はじめに字幕なしでフランス語音声が出て、次に日本語の意味と字幕が出るので練習問題としても活用できて、フランス語のヒアリング練習にもなります。
初級~中級レベルの方におすすめ。
初級者向け|季節にまつわるフランス語聞き流し
フランス語の季節に関する単語を聞き流す動画です。
音声が人工的なのが気になりますが、それ以外は画面にスペルも出ますし、次々にフランス語の単語を聞き流せるのでフランス語単語の暗記や復習におすすめ。
初級者向け|曜日・週・日にまつわるフランス語聞き流し
フランス語の曜日に関する表現の聞き流し動画です。
淡々とフランス語の曜日に関する単語をフランス語音声その次に日本語音声と発音してくれるので確認や復習も兼ねられる1分間の動画です。
嫌でも覚える聞き流し:動詞「être」の活用
動詞「être」の活用をひたすら発音してくれる聞き流し動画です。
次に「眠れない夜に聞き流すフランス語」の動画がありますが、正直言ってこっちの動詞活用のほうが眠れない夜に効くと思います(笑)
中級者向け|眠れない夜に聞き流すフランス語会話
長めのフレーズを次々に聞き流せる1時間40分の動画です。
ただ、一つ一つのフレーズに繋がりはありませんので、理解できるようになってきたら苦痛だと思います・・・
正直言ってこのレベルのフランス語が聞き取れるなら、Audibleで簡単な小説を聞き流した方が内容が面白いはずですし、もっと楽しめると個人的には思います。
中級・上級者向け|言えそうで言えないフランス語作文1000
この動画は日本語文章⇒フランス語文章に変換して音声がフレーズを発音してくれる動画です。
聞き流しに使ってもいいですが、これは結構フランス語作文能力や翻訳・通訳の訓練になります。
片手間ではなく本腰を据えてフランス語作文を勉強したいときにもおすすめです。
この動画より早くフランス語作文できるならかなりレベル高いと思いますよ!
ここまで来ると聞き流しじゃないかも(笑)
アプリで聞けるフランス語の聞き流しにおすすめなラジオ
YouTube動画だけでも十分聞き流せる面白い動画がたくさんありますが、難点はチャンネルによって音声やスピード、再生時間にバラつきがあり、毎日の勉強習慣にするには使いにくいんですよね。
また、ポケットに入れておくと勝手に広告に飛んでしまったり、別の動画になってしまったりと、操作性でも不便です。
その反面、ラジオやポッドキャストは主に「勉強用」に作られているので扱いやすいです。
永遠に再生し続けてくれたり、スマホではバックグラウンド再生もできるので、移動中や車の運転中でも使いやすいのがメリットです。
初級者向け|NHKゴガク 語学講座
フランス語ラジオで入門者~初心者でも聞きやすいのはNHKフランス語の語学講座です。
1回15分程度のラジオ番組のなかで、フランス語レッスンとクイズやテストがあるので、ラジオで習ったことをその場で復習することができます。
Androidのスマートフォンやタブレットをご使用の方はGooglePlayストアから、iPhoneやiPadを使用しているならApp Storeでダウンロードしてくださいね。
初級者向け|TV5MONDEのフランス語学習アプリ
「留学せずにフランス語をTV5MONDEで習得する」という名称で、TV5MONDEの動画と練習問題を解くことができるアプリです。
聞き流すというよりは、きちんと向き合って学習する必要があるアプリではありますが、動画の部分は聞き流しに使えますし、操作がしやすく、内容もカジュアルで軽めのものが多いので聞きやすいですよ。
中級者向け|RFI Pure radioのアプリ
毎日10分のラジオが配信されるRFI(Radio Francais Internationale)のポッドキャストアプリです。
情報量が多く迷子になるので、はじめのうちは「Journal en Francais facile」という10分間のポッドキャストを聞くことに集中するのがおすすめ。
RFIはフランス語学習者におなじみのラジオで、フランス語ネイティブ音声の文字起こしほぼ全文書き起こされ、RFIサイト上に掲載されているので復習がしやすいんですよね。
スクリプトはここで確認!
ただ、スマホアプリ上ではスクリプトを見れないのでスマホでウェブページへ行くか、パソコンで見たほうがいいです。
アプリはAndroidなら「フランスのFMラジオオンライン」、iPhoneなら「Radios France – FM en Direct」というアプリで無料で聞くことができます。
中級・上級者向け|RTLのラジオアプリ
RTL(Radio Télévision Luxembourg)はルクセンブルクのラジオで、ヨーロッパ最大のメディアグループによるラジオ放送です。
時事ニュース以外にも、歴史をテーマにした話題や、芸能人のニュースもあるので気分が暗くならないのがメリット(笑)。
ただ、30分以上と長いし、難しいです。
アプリは前項の「RFI」でもご紹介したアプリで対応可能です。
Androidなら「フランスのFMラジオオンライン」、iPhoneなら「Radios France – FM en Direct」というアプリで無料で聞くことができます。
アプリで聞けるフランス語の聞き流しにおすすめな小説・書籍アプリ
入門レベルを卒業し、初級~中級上級レベルのフランス語が聞き取れるようになってきたら、かんたんな書籍や小説を聞き流す方にシフトしていた方がいいです。
なぜなら、フランス語の勉強用にまとまりのあるフレーズを覚えるだけだと退屈してしまい、勉強が続かなくなってしまうから・・・。
意味のある文章やストーリーのある小説を読む方が楽しいじゃないですか。
続きが気になってどんどんフランス語を聞こうと思うようになりますし、何より楽しみながら勉強できますからね。
勉強する時間が楽しいと思ったらもう勝ちですよ、自然にフランス語の勉強を継続できるようになりますから。
そのために必要なのは Audible(オーディブル)のアプリです。
Audible(オーディブル)は30日間は無料で体験できるので、まずは難しくなさそうなフランス語の本からかたっぱしに試して読んでみるといいと思いますよ。
フランス語の聞き流しで注意しておきたい4つのポイント
フランス語の学習に聞き流しは有効ですが、難しすぎるものを無理に聞き流すのもあまり意味がありません。
ここではフランス語の聞き流しで押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
自分の好きな雰囲気・好きな声をさがす
女性の声がいいのか男性の声がいいのか、まずはいろいろ試してみるのが良いと思います。
聞き流しは続けること、継続力がカギになってくるので苦手な声をいやいや聞いていても苦痛になるだけです。
自分が聞いていて心地が良いと思う声やBGM、声のトーンや雰囲気などを探しながらお気に入りのチャンネルを見つけていくのがおすすめですよ。
身近で気分が上がるシチュエーションをえらぶ
フランス語の聞き流しで重要なポイントは全文を聞かなくても大体理解できるということ。
聞き流しの目的は、フランス語の発音やイントネーション、フランス人ネイティブの会話スピードに慣れることなので、べつに一言一句聞き逃してはいけないというわけではないんですよ。
聞き逃しちゃいけないのは、リスニングの問題演習や、ディクテーション、シャドーイングのように、フランス語を真剣に勉強する時です。
「聞き流し」はぼーっとしながら、他の事を考えながらでもついていける内容やスピードというのが継続できる秘訣です。
だからこそ、軽いカジュアルな話題や、興味のあるテーマ、身近なテーマがおすすめ。
悲しいニュースや興味のないことをわざわざフランス語に変換して聞かなくてもいいのでは、と個人的には思うのです。
聞いても疲れず眠くならない内容
ハイテンションな音声ばかりだと疲れてしまいますよね。
この記事の前半ではYouTube動画も紹介していますが、あまりにも内容や映像に気を取られてしまい、聞き流すのに体力を使ってしまうと結局続きません。
フランス語をすべて理解できなくてもOKですが、疲れてしまったり、逆に眠くなってしまうような内容であれば、勇気を持って別のチャンネルや教材を探しましょう。
はじめは繰り返し聞くのがおすすめ
フランス語上級者であればどんどん場数をこなして単語の語彙を増強することが上達の近道になります。
が、フランス語初級者~中級者の方であれば、理解できるかできないかスレスレあたりの音声を繰り返し聞くのがおすすめです。
1回目だけでは理解できなかったとしても、2回3回と聞いているうちに聞き取れるフランス語の単語が増えてきます。
10回以上聞けば、話の流れや内容を覚えてきますよね。
聞き流し音声を繰り返して聞いてはいけない、なんていうルールはありませんから、フランス語が聞けるようになるまで理解できるようになるまで何度も聞くことをお勧めします。
まとめ:フランス語の聞き流しでリスニング強化しよう
- フランス語の聞き流しにはYouTubeやラジオアプリとオーディブルアプリで探す
- 自分のレベルに合った聞き流し音声を見つけよう
- 1日5分でも10分でも、週に2回でも続けることが一番大事
- 継続するために好きなテーマ、好きな声の聞き流しを見つけよう
聞き流しに必要なのは自分にとって心地の良いフランス語音声を見つけられることがカギになってきます。
フランスの大学で単位を落とすなどの切羽詰まった状況の方でない限り、難しすぎる内容や聞いていて辛くなるような内容の聞き流しはやっぱり数ヶ月も続けられないんですよ。
だから初めは5分10分までって決めて、聞いていても辛くないようなテーマで面白い音声を見つけるスタンスで行きましょう!
たとえば朝のコーヒータイムに5分間、夜のバスタイムに10分間みたいに、フランス語に触れる機会が1日数分でも作れると習慣になって良いですよ。
また、ご紹介したAudible(オーディブル)はフランス語以外の英語や日本の書籍も借り放題OKですから、スキマ時間や散歩の時間がいっそう楽しくなりますよ。