フランス語「メルシー(merci)」意味とスペル徹底解説!日本語でもジワジワ人気

メルシーの意味

この記事ではメルシーの意味についてまとめています。

「メルシー」って会話でも聞きますよね。

あれって実はフランス語なんですよ!

日常会話でよく使うフランス語表現ですが、英語にも「メルシー」という単語があるので混乱する方もいるかもしれません。

そこでフランス語検定準1級の筆者がメルシーの意味や語源、使い方を徹底的に調べましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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メルシーの意味は「ありがとう」をあらわすフランス語

メルシーの筆記体

メルシーの意味は「ありがとう」です。

感謝の気持ちを伝えるフランス語ですね。

2022年の現在もなお、フランス本土やフランス語圏(一部カナダやベルギー、アフリカなど)で日常的に使用されています。

さて続いて、フランス語の「メルシー」のつづりをチェックしてみましょう!

【スペル】フランス語のメルシーのつづりメルシーのつづり

メルシーのつづり

Merci

フランス語で「メルシー」だけだと「ありがとう」という意味でとてもシンプルですよね。

もっと感謝を伝えたい!

「どうもありがとうございます」と言いたい!

というときには「メルシーボクー」と言います。

メルシーボクーのつづり

メルシーボクーのつづり

Merci beaucoup

ボークー?
ボクー?
どっちなの?

ボクーが正解!

「メルシーボークー」というファッションブランドがあるようで混乱しがちですが、伝わりやすいフランス語発音なら「ボクー」が正解です。

この「ボクー」の発音がですね、初心者さんには結構難しいのですが、口の動きを大げさに強調しながら言うとフランス人に伝わりやすいはずです。

ぼぉ
くぅー

そう!しっかり発音するといいよ

フランス語でメルシーの使い方

フランス語ではありがとう笑わすメルシーは今もなお日常的に頻繁に使われています。

よほどTPOを無視していない限り、メルシーを言って失礼になることはありませんので安心してください。

ただ、もっと丁寧なメルシーの言い方もあれば、ビジネスでも使うメルシーの表現、皮肉ともとれるメルシー表現も存在しています。

メルシーの使い方をもっと詳しく知りたい方は、フランス語でありがとうの表現を解説した記事をご覧くださいね。

メルシーの返事は?「どういたしまして」のフランス語表現を学ぼう

フランス語でメルシーと言われたらどう返事すれば良いのか?と言うと、日本語での「どういたしまして」に当たる「ジュヴゾンプリ」または「ドゥリアン」を使うのが一般的です。

これはシチュエーションや立場によっても変わってきます。

詳しく知りたい方はフランス語でどういたしまして表現を解説した記事をご覧ください。

メルシーの語源はラテン語「merces」

メルシーの語源になっているのは実はラテン語なんですよ。

9世紀頃に使われていたラテン語「merces」から派生してメルシーというフランス語ができました。

メルシー以外にもたくさんの英語・フランス語が「merces」を語源として誕生しているので、ちょっと見てみてください。

もしかしたらご存知の単語もメルシーの仲間かもしれませんよ。

ラテン語「merces」の意味は「神の恵み」

メルシーの語源

後期ラテン語(880年頃)の「merces」が語源

「merces」の本来の意味:報酬(働いた見返り)、賃金、身代金

⇒最終的な「merces」の意味:神の恵み、慈悲恩恵

フランス語は英語と同様にラテン語が語源となっている言葉が多く、「メルシー」もまたラテン語由来の言葉です。

「merces」の意味はもともと労働の見返りとしての収入、いわゆる報酬や賃金という意味でした。

そこからなぜ「神の恵み・恩恵・慈悲」といった良いイメージの意味に移り変わった理由は定かではありませんが、「イエス・キリストの受難の見返り」から「神の恵み」という意味に変わったと言われています。

このラテン語の「merces」を語源とした言葉な世界中にたくさんあるのでとても興味深いですよ。

世界の言葉の旅へようこそ、詳しく見ていきましょう!

ラテン語「merces」を語源とした英語・フランス語ほか

単語発音意味
mercedマーセドスペイン語で「慈悲」の意味
mercedesメルセデススペイン語で「慈悲」の意味の複数形
marchéマルシェフランス語で「市場」の意味
marcketマーケット英語で「市場」の意味
mercureメルキュールフランス語で水星・ローマ神話の商業の神
mercuryマーキュリー水星・ローマ神話の商業の神
mériteメリットフランス語で「功績、才能」の意味
meritメリット英語で「長所、功績」の意味
mercyマーシー英語で「慈悲、幸運」の意味

上記に挙げたのはメルシーの語源となったラテン語「merces」から派生したフランス語や英語、世界の言葉です。

ほかにも英語の「マーケティング」「マーチャンダイジング」、接頭辞「com-(共に)」をつけると「コマース」「コマーシャル」など、調べれば芋づる式にどんどん関連する単語が出てきます!

漢字の「へん」「つくり」に似てるかも

つづりにも意味があるって分かると記憶に残りやすいよね

英語やフランス語、スペイン語やイタリア語もラテン語から成り立っている言葉が多いのが特徴です。

言葉の元となる語源を知ると単語の意味が覚えやすくなりますし、宗教が加わって意味が変化するなどの歴史的背景も知ると語学学習を楽しみながらできますね。

こうして「なるほどー」と思いながら調べていくのは単語を丸暗記するよりも時間がかかりますが、記憶の定着率はバツグンに良いので、たまには辞書の語源の欄をチェックしてみると楽しいかもしれませんよ。

テストが終わったら語源の旅に出てもいいかもね

カタカナ日本語で使われる「メルシー」の使い方

メルシーという言葉はフランス語勉強中の人しか使わないのかなと思っていましたがどっこい、最近では和製日本語として市民権を得ているフレーズのようです。

ここではテレビや舞台に立つような公的な有名人が使う「メルシー」表現の使い方をピックアップしてみました。

①「メルシーです」

カラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」公式サイトにて、ありがとうございますの代わりに「とってもうれしいわ、メルシーです」という表現を使っていますね。

なんでリカちゃん?
日本人でしょ?

いや実は日仏ハーフなんだって!

知ってました?リカちゃんはフランス人と日本人のハーフという設定なんですって!

リカちゃんのパパは香山ピエールさんというフランス人という設定なので、たまにフランス語が飛び出てくるというわけです。

②「メルシー御座いました」

こちらはピアノアーティスト五条院凌(ごじょういん・りょう)さんの口ぐせ、「メルシーございました」ですね。

なお、五条院凌さんはフランス人の血が入っているという情報はありませんが、ピアノを勉強してきたので音楽の歴史が深いヨーロッパにふれる機会が多いことが想像できますし、フランスに行った経験があると思われます。

③「Merciでした」

劇団☆新感線の俳優、吉田メタルさんも「メルシーでした」「Merciでした」とよく公演やSNSで使われているので、ファンの方は馴染みがあるかもしれませんね。

メルシーの意味まとめ

この記事ではフランス語「メルシー」の意味から、スペルやつづり、メルシーの語源となったラテン語、そして和製日本語としてのメルシーについて掘り下げてきました。

個人的に一番びっくりしたのはリカちゃんがハーフだったことです 笑。

有名人の方々が「メルシー」をカジュアルに使うことによって、フランス語が広く知られるきっかけになるのはフランス語学習者としても嬉しいですね!

フランス好き同士なら問題ないと思いますが、海外に興味のない人にいきなり「メルシー」と言うと、もしかしたら「フランスかぶれ」と思われる可能性もありますので、時と場合に応じて使い分けていきましょう^^




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