「仏検準2級って独学で合格できるの?」
仏検準2級なら独学でも合格です。
準2級はフランス語レベル中級者の試験。
入門レベルの方がいきなり準2級を受験するのはかなりハードルが高いと思いますので(^_^;)
ゼロからの入門者なら、まずは3ヶ月間で3級を目指すか、2ヶ月間で4級か5級を目指して基礎を固めるのがおすすめ。
[st-midasibox title=”準2級はどんな人がおすすめ?” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
過去にフランス語を習ったことがある
フランス語のブランクが長い
文法・基礎が弱い
オーラルスピーキングが弱い
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合格するためには、仏検準2級に合った勉強法が結局近道です。
仏検準2級が一体どんな試験なのか、試験内容と攻略法を見てみましょう!
仏検準2級の難易度・レベルは?
仏検準2級レベルになると、フランス人ネイティブと1対1、ゆっくりのスピードで1~2往復の会話ができるようになるはず!
ただ語彙数がまだ少ないので、ビジネスレベルの話や、大人数での会話についていくのは難しいです。
→もし自信があるならひとつ上のレベルである2級を受験したほうがいいかも。
仏検準2級の試験内容
仏検準2級の試験内容はこちら。
1次試験(配点:100点)
筆記試験 |
問題数7問、配点70点 試験時間75分 |
書き取り試験 |
問題数1問、配点12点 試験時間は書き取り&聞き取り合わせて25分 |
聞き取り試験 |
問題数2問、配点18点 |
2次試験(配点:30点)
個人面接試験 |
フランス語での質問に、フランス語で回答する 試験時間約5分。 |
準二級の試験内容のうち、最大の特徴は一次試験と二次試験に分かれるということ。
特に2次試験の個人面接は、初めてだとかなり緊張します。
面接では、提示された文章を音読し、その文章とイラストについての簡単なフランス語の質問にフランス語で答えるもの。
フランス語での簡単な質疑応答という感じです。
仏検3級までは一次試験のみなので、スピーキングが出来なくても合格できましたが、準2級からはそうはいきません。
なお、筆記試験、および聞き取り試験とも、マークシート方式と記述式です。
[st-midasibox title=”仏検準2級のポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
一次試験と二次試験がある
二次試験の面接ではフランス語での質疑応答
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仏検準2級の合格点・合格率は?
2018年仏検準2級の合格ラインは100点満点中、56~58点でした。
・・・合格点低くないですか?笑
できれば80点以上の高得点を目指したいところ。
なお、過去3年間の合格率を見ると、60%前後の合格率でした。
仏検準2級の過去問
過去問題のサンプルが掲載されているのは以下ページ。
ページ一番下の「準2級」という部分を参照ください。
仏検準2級合格に必要な単語数・勉強時間
仏検準2級合格に必要な単語数
仏検準2級合格に必要な単語数は2,300語です。
仏検準2級合格に必要な勉強時間
まったくの初心者が仏検準2級を狙うなら、300時間で到達可能です。
300時間というと
- 日商簿記2級
- 基本情報技術者
も300時間の学習時間が必要と言われているんですよね。
なお、3級取得後から100時間で合格圏内です!
準2級を受けるとなると、基礎をある程度固めてから臨むと思いますので
入門者はロングスパンで計画を立てることをおすすめします。
▼面接に自信が無ければフランス語会話レッスンで鍛えるのもアリです
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独学でも受かる!仏検準2級を目指す勉強の仕方とは?
独学でも仏検準2級は受かります。
ただ、フランス語での質疑応答がありますので、注意が必要。
最短で受かるための手順をお教えしますと・・・
- 正しい発音で単語・文章を言えるようにする
- フランス語で話す経験値を積む
この2つをやっておくと準備はばっちり!
以下の流れに沿って学んでいけば、必ずフランス語が聞けて、読めて、しゃべれるようになります。
- 文法
- 単語増強
- 問題集で確認
この3つをそれぞれ学習できるおすすめ参考書を下記でご紹介しています。
独学で仏検準2級合格を目指すおすすめ参考書3つ
おすすめ参考書①「増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書」
フランス語入門からお世話になったであろう「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある」を踏まえたうえでのおすすめが「リュミエール」です。
細かい記載が多いので初心者には不向きですが、このレベルまで来たら読み進められると思います。
特に動詞の活用形はよく復習しておきましょう。
おすすめ参考書②「よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 準1~準2級レベル」
この本はスグレモノで見ていて楽しい!
イラストで準1級から準2級の中級者レベルの単語をイラスト付きで解説してくれる単語本です。
チャンク(まとまり)で覚えたほうが記憶に残りやすいとメンタリストDaigoさんの動画でも言っていたので単語記憶には効果あり。
ただ欠点がひとつあって、音声が無いんです。
音声なしの参考書は入門者向けだったら絶対おすすめしないんですが、このレベルまで来ている学習者さんなら音声無しでもいける&自学自習できると思い、ご紹介しました。
発音を確認したい場合は、ググるか(Google検索)、Google翻訳アプリの音声で読み上げてもらうか、電子辞書で読み上げるか、AI翻訳機のポケトークに話しかけて発音確認、という感じで発音チェックしましょう。
おすすめ参考書③「徹底攻略仏検準2級(MP3 CD-ROM付): これさえあればすべてわかる! 」
老眼で細かい字が苦手な方にはちょっと辛いほど、ぎっしり入ってる系の問題集です。
良い参考書が少ない準2級対策問題集ですが、そのなかでは一番おすすめ。
CD音声もついていて、問題集と解答・解説もしっかりしていて2,000円台なのでコスパも良いです。
解答・解説は別冊になっています。
まとめ
準2級って、そもそも良い問題集があまりなくて、初級総仕上げの3級か、上級に行く2級かに分かれてしまうんですよね。
なので、時間に余裕のある方は、準2級をすっ飛ばして2級に挑戦してみるのも良いかも。
なお、公式問題集については、私はおすすめしていません。
問題の傾向をつかむのには公式問題集が一番信頼性高いんですが、解説が分かりにくいんですよね。
特定の辞書にしか掲載されていない内容を参照しなければならない作りになっているので、わざわざ公式と辞書を買い揃える必要は無いと思います。
公式問題集ではなくても、準2級の模試は勉強できますので安心して試験に臨んでくださいね。